2006年03月15日

フランスの語学学校にて

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学生の頃は正直、英語が苦手でした。“受験英語”なんてものはほとんど覚えてません。特に嫌いってわけではなかったのですが、英語だけずば抜けてテストが悪かった記憶があります。今でも英語力はたいしたことないのですが、なんとかやっていけるかなって程度です。
フランスで語学学校に通ってた頃は午後からの授業もとったり、結構がんばってました。自分の通ってた語学学校は想像力を働かせる授業が多かった気がします。週に1回は“テアトル”という演劇を交えた授業があり、演じることの苦手な生徒はよくサボってました。たしかに少し恥ずかしい授業だったんですけどね。テアトル以外にも様々なシチュエーションの中で会話する授業が多かった気がします。ある日、生徒ひとりひとりに小さな白い紙が配られ、「この紙になにか職業を書いてください。」と先生が言い、生徒達は各自好きな職業を書きました。書き終えた頃、「さて、じゃあ今からゲームをします。このゲームはMontgolfier(モンゴルフィエ=気球)というゲームです。皆さんは今、気球に乗ってるのですが、このままだと重くて墜落してしまいます。残念ですがどなたか降りてもらわなければなりません。そこで、みなさんがさっき各自紙に書いてもらった職業の人となり、自分が如何に世界に必要な職業かということを3分間スピーチしてもらいます。そして、投票で一番必要ないと思われた職業の人が気球を降りてもらうことになります。」とゲームの説明をしました。ゲームの内容を知らされてからは職業を変えることはできません。周りの生徒を見てみると、普通に“弁護士”とか“医者”とか、いかにも必要そうな職業が書いてありました。しかし、ゲームの内容は知らなかった自分は、ありきたりな職業書いても面白くないかなと思ったので“占い師”と書いてました…。占い師が如何に世界に必要不可欠か…必死にアイデアをしぼりました。そしてスピーチの時間になり、“弁護士”やら“医者”やらが正論を唱える中、占い師の自分は「私はこの気球の未来が見えます。きっと私はこの気球に残ってるでしょう。誰が降りなければならないか、私にはわかりますが、今ここではあえて言いません。私を生かせば必ずこの気球は良い方角に向かうでしょう…」みたいなスピーチをしました。結果、わりと必要そうな職業の人が落とされ、占い師(自分)やらパン屋など、あまり偉くなさそうな職業の人が残ってたのを覚えてます。
職業“古着屋”って書いてたら残ってた自信はなかったですが。

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